採れたてホップを使用した『Fresh Hop -2021-』収穫から仕込みまで、お見せします

毎年恒例、採れたて生ホップを使用する『Fresh Hop -2021-』を今年も作りました。
北杜市のホップ生産者の北杜ホップスの協力のもと、早朝からホップを収穫し、川越市内のブルワリーにて新鮮な生ホップをすぐに醸造に使用します。

▼ホップの収穫作業

ホップは、ポール間にワイヤーを張り、ガイドをつけて蔓を上へ上へ伸ばしていきます。収穫時には、蔓を上部からカットして落としていきます。
今年は新しい圃場で栽培されたホップを収穫しました。

収穫したホップは加工場で蔓と花を機械で分け、最後は目視でチェックし、手作業でホップ以外を取り除いていきます。今回使用したホップはサイズが小さいため、分別作業は極めて大変!高速で迫ってくるスペースインベーダーのように次から次へとやってくるので悲鳴を上げながらも無事作業終了。

▼蔓や変色したホップ、虫等を取り除いていきます

(いつになく真面目な表情で黙々と作業するCOEDO佐藤氏)

▼ホップ(毬花)

(根元にルプリンという黄色い粒状の樹脂があり、ビールの香りや苦味の元となっています。)

ホップの収穫は8月頃に、開花後40日ほど経過してから、ホップの成熟具合を見て判断します。
この時、収穫するタイミングが悪いとホップの品質の悪化につながるため、スケジュールはかなりタイト。また天気にも左右されるため、ホップの成長ペースと天候に合わせて行う必要があります。今年は収穫日前に雨が続いたため収穫が危ぶまれましたが、当日は何とか天気に恵まれました。

▼COEDO BREWERYにてすぐに仕込み

鮮度が命のホップは生のまま川越へ持ち帰り、COEDO BREWERY THE RESTAURANT併設のブルーハウスで仕込みを行いました。今回は北杜ホップスの小林さんも仕込みに参加くださいました。
COEDOではペレットホップを使用することが多いのですが、生ホップの場合ターゲットに対する量目がとても多く、またルプリンを露出させ抽出効率を上げるため工数が増えます。

▼1st wort/一番麦汁

今回造るビールは、ホップの香りと苦味がバランスよく感じられるよう、ゴールデンエールスタイルをベースとしました。モルトやイーストはシンプルに、アプリコットのような優しい甘味やコクと、爽やかなホップの香りと苦味が感じられる仕上がりです。

▼山梨におけるホップ栽培について

埼玉の隣県である山梨の峡北地方は、国産ホップの自給体制の確立から、昭和14年以降ホップ生産の中心地で、『かいこがね』という国産では最初に品種登録された代表的なホップがあります。
八ヶ岳の南麓に広がる北杜市は、標高600メートル程に位置し冷涼な気候がホップ栽培に向いている優良栽培地として見出された地域でかつては一大産地として知られていました。

国産ホップとしては、昭和43年頃にピークを迎えますが、農産物の自由化を契機に、外国産ホップの勢力に押される形で国産ホップの生産規模は大幅に縮小し、離農が加速したことで、ホップ栽培が終わろうとしていました。

熱意ある生産者により『かいこがね』は、北杜ホップスの創設者である小林氏へと引き継がれ、2014年から北杜市でホップ栽培が再び始まりました。2016年より栽培が本格化し、現在では1.2haの圃場で生ホップ4.8tを年間計画収量とし、多様化するクラフトビール界からの要望に対応し、栽培にとどまらず、オリジナルホップの育種にも取り組み、国産ホップの生産向上に大きく貢献しています。
北杜ホップスHP:http://hokutohops.com/

(COEDOチームと北杜ホップスさんでパシャリ)

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『Fresh Hop -2021-』

原材料:麦芽、ホップ(山梨県北杜市産)
ビアスタイル:ゴールデンエール
アルコール度数:5%
IBU:14.6

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