浮世絵職人の文化的で高度な技術を後世に伝承すべく、創造性豊かな、その生きた表現技法をお伝えしている「UKIYO-E PROJECT」とのコラボレーション企画。
2021年、私たちのはじまりの地、川越のシンボルである「時の鐘」をモチーフに、2つの時間「快晴」と「夕暮」を切り取った浮世絵を、絵師:マテウシュ・ウルバノヴィチ氏、彫師:三代目関岡扇令氏、摺師:伊藤達也氏が制作し完成した浮世絵と、UKIYO-E PROJECTの取り組みやコンセプトからインスピレーションを得て、COEDOのビール職人は”Japanese Style IPA”が完成しました。
今年はレシピをブラッシュアップをかけ、より馴染みやすく軽やかな味わいに仕上げました。
4種類のホップと柚子からなる重層的な香りと味わいが口の中で弾け、米麹を使用することによってドライで軽やかな飲み口、香り高くキレのある味わいです。
日本の発酵文化の礎で国菌でもある麹と日本伝統の柑橘である柚子を使い醸された、"Japanese Style IPA"です。
ラベルデザインは、2つの時間の浮世絵「快晴」「夕暮」を一枚のラベルに落とし込みました。時間帯問わず、キレとホップアロマが香るビールを浮世絵と共にお楽しみいただけます。
▼UKIYO-E PROJECTについて
「UKIYO-E PROJECT」とは、浮世絵職人の失われそうな技術の新たな需要を創出し、後世に伝承していくため、2014年秋に立ち上げられたプロジェクト。
浮世絵の「浮世」には「今」、「現代」という意味があり、江戸時代当時にスターだった歌舞伎役者などが描かれたように、世界の「今」スターであるKISS、アイアン・メイデン、デヴィッド・ボウイなどといったアーティストとコラボレーションし、浮世絵を世界に発信していく取り組みを行っている。
2020年には人気アーティスト、マテウシュ・ウルバノヴィチを絵師として迎え、UKIYO-E PROJECT初の風景画を発表。浮世絵の新たな展開は世界中で話題になり高く評価され、UKIYO-E PROJECTの作品は大英博物館(ロンドン)や、オーストリア応用美術博物館(ウィーン)、マイアミ大学図書館などに所蔵される。また2021年4月から、日本全国の中学校の美術科で読まれる資料集『表現と鑑賞』(開隆堂出版株式会社)に、UKIYO-E PROJECTのKISS浮世絵「接吻四人衆大首揃」が掲載される。
浮世絵の研究家・鑑定家・蒐集家として世界で活動する新藤茂氏が、アドバイザーとして参画。これまでの制作に携わってきた職人は、絵師に石川真澄、マテウシュ・ウルバノヴィチ、彫師に渡辺和夫、三代目関岡扇令(本名:関岡裕介)、佐藤奈実、摺師に吉田秀男、伊藤達也、岡田拓也、中山誠人など。
〇 UKIYO-E PROJECT URL 〇
公式HP: https://ukiyoe.today/jp
Instagram: https://www.instagram.com/ukiyoeproject
【Spec for 2023】
• 原材料名:麦芽、米麹、ホップ、柚子皮(埼玉県越生町産)
• スタイル:Japanese Style IPA
• アルコール分:4.5%
• IBU:19(ビールの苦味を表す国際単位)
• 保存方法:直射日光を避け、冷暗所に保存
【Spec for 2021】
• 原材料名:麦芽、ホップ、麹、柚子
• ビアスタイル:Japanese style Brut IPA(ブリュットIPA)
• アルコール分:5.0%
• IBU:14.5(IBUとはビールの苦味を表す国際単位)
• 仕様:缶350ml
• 賞味期限:製造から180日
• 保存方法:冷暗所にて保管ください。