Japanese Hops Project

国産ホップの「かいこがね」誕生の地、山梨県北杜市でホップを栽培する北杜ホップスとの協働プロジェクト。旬に合わせて収穫し、摘みたてのまま贅沢に使用。フレッシュホップならではのいきいきとした飲み口はこの時期ならでは。これからの国産ホップの継承と発展を目指して。乾杯!

ズーム 『Fresh Hop(フレッシュホップ)』2023
ズーム 『Fresh Hop(フレッシュホップ)』2023

『Fresh Hop(フレッシュホップ)』2023

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北杜ホップスオリジナル品種のホップ『HKTS02』をシングルで使用しています。実はこのホップを使用するのは今回で3回目。ホップのポテンシャル最大限引き出すべく、ルプリンの露出方法や投下タイミングを見直し、『HKTS02』が持っている魅力を引き出しました。ホップアロマがバランスよく感じられるよう、ペールエールをベースとし、マスカットやリンゴのような華やかでフローラルな香りが楽しめる仕上がりとなりました。

ホップ生産者とともに、このオリジナルホップが持つ個性や魅力について探求し、さらなる魅力を見出し、そしてみなさんと国産ホップによる味わいを楽しみ、喜びを分かち合えることをとても嬉しく思っています。

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『Fresh Hop -2023-』

原材料名:麦芽、ホップ(山梨県北杜市産『HKTS02』)
Brewing Year:2023
ビアスタイル:Pale Ale
アルコール分:5.0%
仕様:缶350ml
本数:6本入り
賞味期限:製造から120日

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山梨におけるホップ栽培と北杜ホップスについて

埼玉の隣県である山梨の峡北地方は、国産ホップの自給体制の確立から、昭和14年以降ホップ生産の中心地で、『かいこがね』という国産では最初に品種登録された代表的なホップがあります。
八ヶ岳の南麓に広がる北杜市は、標高600メートル程に位置し冷涼な気候がホップ栽培に向いている優良栽培地として見出された地域でかつては一大産地として知られていました。

国産ホップとしては、昭和43年頃にピークを迎えますが、農産物の自由化を契機に、外国産ホップの勢力に押される形で国産ホップの生産規模は大幅に縮小し、離農が加速したことで、ホップ栽培が終わろうとしていました。

熱意ある生産者により『かいこがね』は、北杜ホップスの創設者である小林氏へと引き継がれ、2014年から北杜市でホップ栽培が再び始まりました。2016年より栽培が本格化し、現在では1.2haの圃場で生ホップ4.8tを年間計画収量とし、多様化するクラフトビール界からの要望に対応し、栽培にとどまらず、オリジナルホップの育種にも取り組み、国産ホップの生産向上に大きく貢献しています。

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