こちらの商品は2025年10月8日より順次出荷となります。
火山島の再生と挑戦を、ビールに込めて
太陽をたっぷり浴びた三宅島産パッションフルーツ「とろぴか丸」と、サワーエールの酸味が融合した爽快な一杯です。パッションフルーツ由来のトロピカルな香りと、ほんのり甘くもシャープな酸味のバランスが特徴で、暑い夏にぴったりのサワーエールに仕上げています。
本プロジェクトでは、生産者が手間を惜しまず丁寧に育てた果実の規格外品を一部使用することで、食品ロス削減や生産安定にも貢献。まさに“持続可能なクラフトビール”としての役割も担っています。
プロジェクトの背景
三宅島は、2000年の雄山噴火により全島避難を余儀なくされた歴史を持ちます。島民は約5年にわたる避難生活を経て帰島し、ゼロからの地域再生に取り組んできました。厳しい自然環境に向き合いながら、島の特性を活かして育てられたのがパッションフルーツ「とろぴか丸」です。火山性土壌と黒潮に育まれた気候条件のもと、一つ一つ丁寧に育てられるこの果実は、復興の象徴として島民の想いが込められた農産物です。
本商品は、そうした地域の物語を広く知っていただくために、「商品」を通じて「ストーリー」を伝える取り組みとして企画されました。
「三宅島パッションフルーツ とろぴか丸」は、使用規程に従い一定の栽培・出荷条件を満たした生産者のみが出荷できるブランドパッションフルーツです。
商標については、2024年に出願(商願2024-142196)していたものが、2025年8月14日付で団体商標「三宅島パッションフルーツ とろぴか丸」として正式に登録され(登録第6957219号)、ブランド価値の裏付けが強化されました。
三宅島の生産者の声
「火山災害からの復興の中で育ててきた三宅島産パッションフルーツが、COEDOビールとして商品化されたことに、島の農家として大きな喜びと誇りを感じています。」
— 三宅島パッションフルーツ生産部会会長 前田洋一氏 ―

• 原材料名:麦芽(外国製造)、パッションフルーツ、ホップ
• ビアスタイル:パッションフルーツサワーエール
• アルコール分:4.0%
• 内容量:333ml瓶